インプラント対談その2

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インプラント対談その2 歯科放談第一弾 インプラント談義

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ヒマな歯科医院はヤブなのか?

ヨルグ:
東京都には1万数千軒もの歯科医院が存在するとの事です。
その結果、潰れる、或いは経営的にギリギリの歯科医院が多数あるとお聞きしました。これは構造的な不況だと思われますか?
きぬた:
インプラント対談の風景過剰問題は今に始まった事ではなく、私が大学生の頃には既に潰れる歯科医院がありました。約30年前からです。そもそも資格さえあれば、それだけで食っていけるなんて甘すぎです。今、国家資格を取得して、無条件で食っていけるのは、医師免許だけじゃないでしょうか?
だからこそ、今や何処の医学部でも倍率が20倍以上ある訳です。
しかし、その医師でさえも、東京では既に飽和状態にあります。あと10年もすれば、都会で食っていけない医師が、地方に散らばり、医師不足も解消するのではないでしょうか?
ちょっと話が逸れましたが、結論から言えば、ヒマな歯科医院は全て院長の責任だと思いますよ。
ヨルグ:
全て院長が悪いのですか?
きぬた:
「ラーメン屋と歯医者は混んでいる所に行け」という言葉があります。
歯科医院は、競争市場です。腕があれば、結果は、必ず付いてきます。
ヨルグ:
歯科医師としての実力を、同業の歯科医師や自分が決めるのではなく、患者さんに委ねるという事ですね?
きぬた:
開業医なのですから、それが当然です。そういえば、去年、港区のある有名な歯科医院が売却されました。タダ同然で。この院長は、とても勉強熱心でインプラント学会での発表や論文等を多数出している、その世界では有名な先生です。
ところが、閑古鳥が鳴いて、結局譲渡するハメになりました。これを市場原理に照らし合わせれば、腕が悪かったという事になります。俗にいうヤブってやつですね。患者さんと向き合うのではなく、同業者や自分と情熱的に向き合った結果、最悪の事態となった訳です。
ヨルグ:
なるほど。努力も方向を間違えると、悲惨な結果になるという事ですね。

 

次回に続く!乞うご期待!・・・次回更新は来週火曜日!

インプラント対談の風景

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